MAIL my Seattle Life

大切な家族や友だち、そして自分へ、海を越え、時を越え、シアトルライフを綴ります

8/11 * 気になる食材、食べてみました その4

今回の食材は“ビーツ”
日本であまり見かけたことはないものの
名前だけは聞いたことがあるな~と、
スーパーで何となく手に取ったのでした。

調べたところビーツは、ロシア料理の“ボルシチ”でおなじみの食材。
しかも“食べる輸血”と称されるほど、
鉄分、リン、マグネシウム、カルシウム、カリウムが豊富で、
ビタミンA・Cやカルシウムもたっぷり含まれているのだとか。

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硬い野菜ということで、参考にしたレシピに倣い、
皮をむく前にアルミホイルで包んでオーブンで加熱。

30分後に取り出し、アルミホイルをめくったところ、
すでにビーツ特有の真っ赤な汁が溢れんばかり!
皮をむいていても、実を切っていても、
真っ赤なエキスが次から次へとじゅわじゅわ染み出してきて、
切り終わる頃のまな板上は悲惨なことに。

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惨事です。恐るべしビーツ…

じゃがいも、にんじん、玉ねぎに加え、
フェンネル&ブリュッセルスプラウト、そしてビーツ、
牛肉は煮込みにぴったりのChuck short ribsと、
シアトルに来て初体験した食材たちを
ここぞとばかりにお鍋に投入!コトコト煮込みました~。


出来上がり。いただきます!

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サワークリームも忘れずに。目を疑うほどまっかっか!

出来たてを食べた時はちょっと青くさい気がしましたが、
翌日は味が落ち着いたのか美味しくなっていました。
それでいて赤の鮮やかさは、1日経っても変化なし。
旦那ちゃんは赤すぎて食欲がわかないみたいでしたが、
私はまったく気にならず。
ただ肝心なことにボルシチ、食べたことはあるけれど、
すっかり味を忘れてしまっており
確かに“ボルシチ”として、出来上がったのかは不明…

 

そんな翌日のESL。
ロシア出身のナイスガイ&シャイウーマン(クラスメイト)に、
「昨日、ボルシチを作ったんだ~」と話してみました。
するとナイスガイ、開口一番、
「それはきっと、間違っているはずだ!」と一言(笑)
このことを旦那ちゃんに話したところ、
「まぁ、ロシア人から“ちらし寿司つくった”って聞いたら
 きっと何か間違ってるはずって思うよね」と。確かに…

ちなみにシャイウーマンは材料を教えてくれましたが、
本当はセロリの代わりにフェンネル、
ディルの代わりにローレルを使っていたくらいで、残りはまったく同じ。
そんなこんなで後日、本当に“ボルシチ”か!?を判断してもらうため
証拠写真を提出することになったのでした(笑)
はてさて、どうなることやら…!?

(後日談)
写真、見てもらいましたが、
「これはボルシチ!」そして「Beautiful!」のお言葉をいただきました!
しかし、野菜たちはもう少し小さくカットするとのこと。
そして、ビーツの茎&葉っぱも一緒に使っちゃうわよ~とのことでした。

ちなみに私は今回、茎&葉っぱをペペチパスタに利用。
葉はホウレン草のような食感&味わいで、
パスタ全体の味に深みも出て美味しかったです~。

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パスタがほんの~りピンク色♩